WEBサイト(ホームページ)の種類
コーポレートサイト (会社ホームページ)はブランディング戦略の一環
主に会社案内として利用されるWEBサイト。検索エンジンによる社名検索など自然検索で閲覧されるケースが多くなります。そのため広告とは異なり、会社サイトでは時間や曜日に制限を設けず、いつでも情報を提供できるのが特徴。インフォメーションなどの情報更新頻度が高いページほどユーザーから信頼性が高いページとして評価される傾向があります。広告という位置付けで利用されることはほとんどありませんが、企業イメージの向上や転換を目的としたブランディング戦略の一環として利用されるケースが多いのですが、過大に自社アピールをしているサイトが多々ある中で、より正直に、具体的に、知らない人が読んでも分かりやすく、丁寧に書かれているサイトほど検索順位が上がりやすい(注目されいる)と言われています。
通販(EC)サイト
会社で取り扱っている商品を、直接ユーザーに販売できるサイトで、EC(Electronic Commerce:電子商取引)サイトともいいます。訪れるユーザーは広告経由、自然検索経由問わず、明確な購買目的を持っているケースが多いようです。近年では小口の商品販売対応を通販サイトに一元化することで効率化を図る企業も増加。売上アップだけではなく、営業コストの低減策としても力を発揮するため、新たな販路の一つとして一般化しています。
通販(EC)サイトでは、商品をカゴに入れ、様生な支払方法(決済方法)により商品を販売します。支払方法は、銀行決済、クレジットカード決済、代金引換(代引き)、コンビニ後払いなどにとどまらず、最近では、PayPal、キャリア決済、LINE Pay など支払方法は多種多様になってきています。通販サイトの立ち上げで頭を悩ますのがカートシステムや決済にかかる費用のこと。商品点数が20点~50点であれば、レンタルカートシステムを利用することをお勧めします。通販サイトが軌道に乗り、一定のボリュームを超えた段階で、運営方針や使いやすさなども考慮しながら、レンタルカート内でアップグレードしていくか、カートシステムを構築していくかを選択することが多いようです。自社サイト以外にも、「amazon」や「楽天」といったネットショッピングモールで運用する手法もあります。
ランディングページの制作目的
ランディングページは、自然検索経由からなどユーザーが着地したページのことを指しますが、WEBマーケティングを行う上では、広告を見たユーザーがリンクを辿って訪れる着地ページとして使われます。ランディングページ(LP)は、1枚の長いページで構成され、提供する商品やサービスの特徴をアピールするものが一般的。商品説明をする販売スタッフの役割を、ランディングページが担っているイメージです。その為、サイトの構成やストーリーをしっかりと整理して、相手に商品やサービスの長所や他社商品より優れている点を伝えきることが大切です。あまりにもプッシュしたり煽りすぎたりがすぎると“疑わしい”“インチキ臭い”といった悪印象を持たれてしますので、客観的に科学的根拠に基づいたデータを掲出するなど、冷静に、そして何より正直に、自社商品やサービスの長所を伝えるように心がけることをお勧めしています。形式としては、近年では自然検索経由での着地を意識し、 CMSを組み込んだ1ページに見えるのですが、google認識上、多ページ構成のランディングページもあります。
SNS公式ページの役割
ソーシャルネットワーク上で情報を発信するもの。ネット上でのコミュニケーション形成や、口コミのような拡散力も期待でき、会社やブランドのファンを作る場として利用されることが多くあります。会社の取り組み姿勢などは会社ホームページでおこない、商品やサービスの開発秘話や利用方法、リアルタイムのお得な情報、「あるあるネタ」といったカジュアルな話題などはSNSで発信するなど、役割を明確に分けているケースも多く見受けられます。
ユーザーとより近い距離でコミュニケーションを図れる魅力のあるページです。しかしながら、個人のつながりを重要視した関係の中に、個人の名をかたって会社や商品などの情報を差し込むことは、有意義な関係構築につながらないこともありますので、SNSを使ったWEBプロモーションを行う際には注意が必要です。
簡単に始められますが、なかなかやめられないのがSNS。情報発信頻度が少なかったり、興味の湧かない情報を発信するなどした場合、評判が落ちる可能性もあるので、始める前に、どのような位置づけで、どこの部署や誰が主となって、どのような内容の情報を、どのくらいの頻度で、発信するかをあらかじめルール化して進めていくことが大切です。
オウンドメディアの制作目的
自社で所有する情報サイトを指します。商品とは切り離し、ユーザーから求められる情報を多角的な視点から提供。直接的な導入ではなく、間接的に自社商品への問い合わせや購入へと結びつける役割を持ったWEBサイトです。オウンドメディアは検索エンジンの進化と共に発達。検索上位表示にいたる条件がリンク主義からコンテンツ主義へと大きく変わったことにより、重要な役割を果たすようになりました。自社商品の情報だけではコンテンツが充実しないという場合に、オウンドメディアを活用することで不足分を補填。自社の目的に合わせて作り込まれたオウンドメディアは、ページ誘導につながるフックとして効果を得ることができます。検索ユーザーやページ訪問者に対して、客観的で有意義な情報を取りまとめたWEBサイトであれば、訪問者数は増加するとともに自社商品への問い合わせや購入に結び付くケースが多く、オウンドメディアとしての役割を達成することができます。それに対して、客観的情報が伴わず自画自賛な表現が多く含まれるWEBサイトは、自社商品への問い合わせや購入に結びつかないだけでなく、評判を著しく落とすといった結果になる場合もあります。
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